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2003年2月、24歳

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(註:長いよ)

10年前の自分が、今の自分を見たときどう思うか。
おれは本当に自分にできることを全てやっているのか。

と思い立ち、公開していないしできないけど、2002年~2003年に書きためていたこのBLOGの前身を見てみた。

最初は言っていることが何しろ若い!と思ったんだけど、実際のところ本質はあまり変わっていない。
自分の弱いところとか、貧しいところとかもそう。
独りで熱くなっちゃっているところもそう。

特に前の会社辞める直前がやばい。加筆修正なく、リアルに抜粋。
2003年2月、24歳。5年前か。早いな。

2003.02.03(mon)
■んでバナー。こっちが言った通りにしか作れないのにデザイナーを名乗られると、おれは何のために降りたのか分からなくなる。
■悔しいのは頓挫したことではなく、何も感じない制作者がいることです。

2003.02.04(tue)
■会社としての方針が決まった今、何でまだずるずると続けているのだろう。
■結局、問題の先送りでしかなく、見て見ないふりをしているだけなんだね。

2003.02.05(wed)
■クライアントに「さすがプロだね」と言ってもらえるほど嬉しいことはありません。色んな人に支えられているから、こうしてやっていけるのです。
■それが楽な方法しか考えない、どう考えても“ナシ”なものしか出てこない連中に囲まれたとき、おれは何も出来なくなるんだろうか。
■面白いアイデアを、努力して「何とかやってやろう」とも思わなくなった時、表現者として終わってしまうのです。
■何でおれがバナー作るの?

このあたりはYahoo!のバナーを作っていて、デザイナーはこちら(ディレクター)の指示書通りにしか作らない、やっていても時間だけ掛かって儲からない、という中での話。
憤ってますね。笑えますね。

2003.02.06(thu)
■最近はストレスを感じて仕事をしています。これってすごく良くない。他に影響するし・・・
■会社がどう、とかじゃなくて、個々人の問題で末期症状なんだね。
■アサイン依頼を受けた時点で、責任が発生していると思うんですが。締切守らないで平気な顔しているのはなんで?

2003.02.07(fri)
■「彼はクライアントに対するリスペクトがない」きっとそういう連中だらけの会社になってしまうんだと思う。
■でも、俺らは前へ進まなくちゃいけない。限界まで。

2003.02.10(mon)
■淡々と。
■ミーティング、以前に増してダルーくなってない?ミーティングのためのミーティングってこういうことを言うのね。
■バナー案件とお別れ。そんな時に「結構面白かったのに」とアルバイトさんに言われ、非常に切なくなってしまいました。
■もっと出来たことがあったんじゃないかと思います。モチベーションが下がるとこうなるんだな、というのが良くわかりました。

「ミーティングのためのミーティング」今も言ってますね。
「資料のための資料」という言葉も今は仲間入り。

もう半分辞めようかなと思ってます。
デザイナーだけではなくて、会社の全員のモチベーションが上がってなかったんだろうね。この頃は今と立場が違うけど、提案できる人がいなくなって、会社の提案書書きまくっていて、なぜか自分が一番まとめ方知っていて。
今現在の状況と悩みの根本は一緒だけど、立場のギャップに苦しんでいない分、今の方が楽だなあ。

2003.02.13(thu)
■IA(インフォーメーション・アーキテクト)・設計思想をもっと深く学ぶか、プロジェクトマネージメントが完璧に出来るようになるか。 この業界にいる限り、デザインのスキル(というよりセンス)はどんなときにも求められ、言葉はその人の基準となるのでそれは当然として、どちらに進むか迷います。 「どっちも」というのはきっと無理だなぁ、と思います。

2003.02.18(tue)
■常々、生涯1ディレクターでいたいと思っていたのです。プロデューサーには向いていないと思っていたのです。けど、それって結局甘えなのかしら、と思いました。
■誰もできないから・・・といって順番が回ってくるのって、スゴークまずいよね。乗り越えるには自分が危機感を持って短期間で成長するしかないな、と思いました。

2003.02.19(wed)
■やっぱり、外の世界は全然違うわ。
■話す内容が刺激を受けるものばかりで、「こりゃあ、気合入れ直さないとな」と思いました。
■昔、アニキが「今の仕事を自分のスキルアップのために」って言ってたけど、現実そうなってしまったね。本当はそうでないと思っていたはずなのに。

今の会社の人に会ってますね。
「「どっちも」というのはきっと無理だなぁ」と思っていたんだなぁ。全然一緒だなぁ。ディレクターの概念も若いなぁ。

「今の仕事を自分のスキルアップのために」っていうのはそう割り切って仕事しな、っていう話だけど、お客さんのためでありエンドユーザーのためでしょう、という話をした記憶がある。
今は何のために仕事をしているんだろう。

2003.02.27(thu)
■何も言い返して来ない人間にしか言わないなんてね。だからダメなんだよ。
■腹いせに言いたい放題。何か反応あるかな。

2003.03.03(mon)
■時間が足りねっす。時間の使い方が下手なんでしょうか?もっと上手に要領良くできるかもしれないっす。
■全体会議。実は前々からムカついてたので「言ってやる」と意気込んでいたのですが、目の前にT氏がすっと入ってきて・・・ぴよぴよ。
■でも帰り道、唯一のデザイナーさんと話をしている時から後悔開始。「あー何で言わなかったんだろ・・・」
■ということで社食でワイワイやっている間、思いの丈をぶつけていたわけです。この意見、社長やT氏以外にも社員のみんなにもぶつけたものです。意見求ム。
■本当は。これを発端として全員で意見を交わしたいわけ。前向きにね。
■だってさ、あんな連中に言われたままなんて嫌でしょ?

これは社長宛檄文メールのことだ。
どうにも納得できなかった気持ちを爆発させたすごい内容だったのを覚えているけど、もう残ってないや。
もう会社辞める意思が固まっていて、事実この後辞めるから、言いっぱなしで卑怯なんだけどね。


会社が大きくなって、色んな人が増えるに従って色んな問題が出てきて、有能な人が抜けてしまって、「あ、おれここで成長することはもう無い」と思ったんだ。

引き留めてくれる人と、あいつは仕方ないっていう人と、おれ知らねっていう人と。

今は少なからず会社の環境を変えられる立場だし責任があるんだけど、ついてきてくれる人がいないと結局独りで解決するしかない状況はあまり変わりないのかも。
もっと現場の作業に没頭すれば自然と見えなくなる問題かもしれないけど、それって未来がないし逃げているよね。

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