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ディレクター論 -WEBの文章

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WEBサイトでの文章は、ライターに任せるものではありません。

WEBを得意としているライターだと、最初に結論を言って、それから発端・詳細という、「結・起・承」の組み立て方をしてくれると思いますが、慣れていないとWEBにとって適切な文章でなかったり、変なものになったりするかもしれません。

そもそも、コンテンツのことを一番理解しているのはディレクターであるはずで、その文章に必要なことも一番理解しているはずです。
「ライターに任せっきりにしないで、ディレクターは文章を少しでも見直しましょう。」というのが今回の主題となります。

自分がライターに頼む場合は、よほど専門的知識が必要な場合であったり、語彙であったり表現であったり、まさに「ライティング」に限られて、「リライト」はお願いしません。さらには原稿のライティングに限って、その後多少なりとも編集させてもらうことも多いです。

そのライティングを依頼する場合も、「どういう狙いで文章を構成するか」ということはディレクションが必要不可欠です。
例えば、その文章によって題材の理解を深めたいのか、問い合わせを増やしたいのか、SEOを気にするのか、連載で興味を引き続けることが重要なものなのか・・・。
的確なディレクションの元に書かれた文章は、さすがプロのものだけあって、サイトの価値を高めるのに十分な要因となります。


では、ライターに外注する予算も無く、その価値をクライアントが理解しにくい、という往々にしてあるケースにおいて、ディレクターはどう考えるべきでしょうか。

自分ができる範囲でいいと思います。
できる範囲で見直すだけでも、元の文章よりは確実にレベルが上がります。

読み手(ユーザー)がいて、どんな情報(内容)をそのタイミングで求めていて、発信側の出したいこととどのようにマッチングさせるべきか。

WEBサイトの設計において考えることと同じことが、ページやコンテンツ単位の文章でも言えます。
その上で文章を「結・起・承」にまとめれば、少なくともユーザーのことを考えていないものにはならなく、ちゃんとまとまると思います。

あとはこれの反復練習で、繰り返し行っていくうちに個人それぞれのスタイルが出来上がっていくはずです。
そのとき、ディレクターとしての価値がまた一つ増えるんだと思います。


------ここからダークサイド。
最近の、なんて書き方をするといかにも前時代的な人種っぽいが、自分の会社でもどうしても文章を書けない人が多くて、見てみると
・活字が読めない
・でもマンガ好き
・映画も好き
・コミュニケーションのメインツールがメール(PC/携帯どちらでも)
という人が多い。

文章は、独特の表現・文体・リズムを持っているような天性の場合を除いて、「読み・書き」の繰り返しでしか習得できないと思う。

さらには文字になるまで自分の中でまとめたり、考えたりする作業が不可欠で、下手な文章ほど何も考えられていない場合が多い。
日記や随筆などは、勢いと言いたいことだけ言えばいいのだけれど。ビジネスで使う文章はそれとは違う。

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