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水滸伝(北方版)

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いやー面白い!
先日会社の取引先の人と会食をして、そのときにお勧めされた北方謙三の「水滸伝」。

早速読み始めたら止まらない。水滸伝は小学生のときに横山光輝のマンガを読んだだけだけど、北方版は全く違う話として再構築されている。ゆえに「北方版」。

舞台は中国。でも話の内容は現代社会に通じるものがある。今、現実世界にいわゆるヒーロー像がいないので、それを求めて時代小説に没頭するのだけれど、水滸伝はそれが108人!そして悪役も魅力的。

現在ほぼ1日1冊のペースで進んでいます。

何!BOXセットあったのか!知らずに1冊ずつ買ってしまっているのでこれは買えないなあ・・・
少しでも読んでみようかな、と思った方にはこちらをお勧めします。とにかく止まらなくなるので。「次読みたいのに無い!本屋行ったら品切れ!」という悲惨な事態を防げると思います。(経験談)

「R25」のつくりかた

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モバイルサイトの調査をしていると、検索や回遊のスタート地点が「R25式モバイル」という人の割合が結構多い。
それで見てみたところ、ターゲットとしている層に刺さる施策がよく考えられているなあ、と感心した。

簡潔でよくまとめられている実物の誌面同様、この本もとても読みやすい。
以前読んだ「謎の会社、世界を変える。―エニグモの挑戦」と同じような感覚で、引き込まれるように進んでいける。
ドラマチックさはエニグモに軍配が上がると思うけど、こちらは3分区切りの短編ドラマを観ていくようなライトさで簡単に読める。

購入しようと思った本来の目的が「本音を言わないM1世代からどうやって本音を聞きだして、インサイトを探るか」ということを知りたかったためだったのだけれど、その点についてはもう少し深く言及してもらいたかったな、と思う。
あと、企画や編集方法はアイデア満載でその工程自体がクリエイティビティに溢れているし、ダイナミックで面白いのだけれど、ビジネス(営業や流通)の側面ももう少し聞きたかったかも。

ただ、R25というフリーマガジンがどのように企画されて創られ、この世代をターゲットにしている商材を扱う企業にとって魅力的なメディアになり得たのか、クリエイティブの創られ方、Webや新聞などと同軸に置いたときのポジショニングなどは非常に興味深かった。

「R25」のつくりかた

amazonでは今現在品切れのようですが・・・。新書サイズでポータビリティもいいし、字も大きめなのですんなり読めます。

行動経済学

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ふとしたきっかけで知ることになって、最近集中的に何冊か読んだ。
クライアントと金銭の話もするし、予算の組み方の話もするので、それらには直接的に役立つ内容がたくさんあった。
また、日々の仕事でも活用できる示唆にも富んでいて、とても勉強になった。

学者が行ってきた実験(多くはちょっとした問題)がいくつか引用してあって、自分は見事なまでに引っかかる(多くの人と同じように間違う)のだが、そのことを知るだけで次から「この人はこう捉えるだろうから、こうする」という先回りができる。

ヒューリスティクスとバイアスを知れば、IAが行う分析についてバイアスを計算して判断ができるし、アンカリングやフレーミングを知れば議論のリードができる。
参照点依存性や保有効果、現状維持バイアスなどを実感として理解し、選好の形成がいかにして行われるかを把握すれば悪魔的に将来をコントロールできる。

題材として面白いのでただ読んでもいいけど、一つ一つ解釈しながら読むとさらに世界が広がると思う。

そんなに難しい内容(数式とか出てくるとダメだけど)ではないし、用意されている問題から入りやすいのでオススメ。
・・・だけど、レビューにも多くあるように途中途中でちょっと訳が分かりにくいというか、外国語の言い回しっぽくて「ん?」って思うところもあった。

坂の上の雲

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司馬遼太郎の「坂の上の雲」全8巻を1ヶ月近くかかって読破。

日露戦争を背景に、明治という特殊な時代を生きた四国松山出身の三人の男を中心に書かれた内容なんだけど、これがその辺のノウハウ本なんかより断然参考になるし影響を受ける。

坂の上の雲

坂の上の雲
日本陸軍で騎兵を一から作り上げ、当時世界最強だったロシアのコサック騎兵を破った秋山好古。
その弟で、天才的な戦略によって日本海海戦で奇跡的な完勝を遂げた秋山真之。
文学界に革命的な影響を与え、巨大な足跡を遺した正岡子規。

それまでの日本をリセットして、全く違う価値観で国を作り直した明治という時代、一人の人間が国の現在や未来に与える影響は大きく、そいつがコケれば国が傾く、それくらいの責任とやりがいの中で「自分は何をするべきか」「そのとき、どういう心境でどう臨むべきか」ということは、そのまま今自分がいる環境に活かせるもの。

特にチームを引っ張っていく人や、それこそディレクターポジションの人にはものすごく参考になる本なので、自信をもってお薦めします。

アフィリエイトの神様が教える儲けの鉄則50
アフィリエイトの神様が教える儲けの鉄則50
こういう本ってどうなんですかね? 本業としてWEB制作をやっている側の人間からするとなんとなく如何わしいというか、「ヘッ、そんなこと言ってらぁ」とバカにするような気持ちがなくもないのだろうけど、実際に3000万円も売り上げを上げたのであればそこから学ぶことは大いにありそうだし、一概にバカにできないと思います。

昔何かで見たのだけれど、かっちょいい通販サイトと、(いわゆる)楽天の商店のようなデザイン、売り上げを比べてみたら圧倒的に楽天の方だった、ということもあるそうです。
しっかりとしたサイトを作ろうとする意識はもちろん大事だけど、それが本当にユーザーが求めているものなのか、デザイナーやディレクターの勝手な思い込みではないか、ということは常に気にしておきたいものです。

WEBサイトを使うユーザーはほとんどが素人。大抵はモールスキンより大学ノートの安さが注意を引く、ということを忘れちゃいけないですね。

Web director2.0

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最近(と言ってもここ数年)の仕事で大きく変わったのは、直接付き合うクライアントが企業の宣伝部や広報部、マーケティンググループで、ただ単に「WEBサイト作れます」な姿勢だとすぐに追いつけなくなります。
まして自分の職能がディレクター。クライアントと一緒に、「WEBサイトを使ってどういうコミュニケーションをユーザーと取ればいいか?」を考える人間にとって、ある程度のマーケティング知識やスキルはもはや必須と言っていいと思います。
結構前に、 「進歩し続けるWebデザイナーの考え方―Web designer 2.0」 という本を紹介、買って読みましたが、Web director2.0という考え方で臨まないと仕事が出来なくなる段階に、すでになっているのかもしれないですね。

歴史学者

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小さい頃から歴史が大好きで、教科書はもらって数日で一通り読み、資料集が面白くて相関関係なんかをさらに図書館に行って調べる、ということを繰り返していました。
やっぱり日本史が一番好きで、世界史はそれに比べるとそれほど好きではなかったように思いますが、地理、倫理、政治経済、「社会」と名のつくものは全部好きでした。

当然、親兄弟親戚一同はじめ、学校の先生も自分さえも大学は史学科に行くのだろうと思っていたのですが、高校2年のときになぜか美大志望に切り替え・・・。
学校の先生からは「何で史学科に行かないの?なぜ美大!?」と最後まで反対され(高校は日大系列の進学校で、基本的にはみんな日大に進むものでした)親からは「だったら都立でよかったじゃーん」ともっともなことを言われました。

今も歴史が大好きだし、読む本は歴史小説&時代物ばかり、時にはぶっとい参考書を買ったりもします。もし美大に行ってなかったら・・・と思うと、今の生活は全く違うものになっていたのかもしれません。食えない研究、毎日調べものばかりして、資料に埋もれた狭い部屋で一人暮らしているんだと思います。

こういう想像上の自分と、現実の生活と比べるとそりゃあ今の方がいいに決まっています。ただ、こういう人生もいいだろうなあ、と経験していないゆえに勝手に思ったりもするのです。

日本史の一級史料

日本史の一級史料

まだ読んでいないのですが、ふと見かけたのでこんなことを思いました。

寺田寅彦随筆集

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物理学者であり随筆家、俳人。吉村冬彦の筆名もある著者の随筆は、科学者ゆえの観察眼から物事を深く考察し、描写する。
理系と文系の融合を図り、その文章からは著者の人柄が推し量れます。おすすめ。

寺田寅彦随筆集 (第1巻) 寺田寅彦随筆集 (第1巻)


寺田寅彦随筆集 (第2巻) 寺田寅彦随筆集 (第2巻)

寺田寅彦随筆集 (第3巻) 寺田寅彦随筆集 (第3巻)

寺田寅彦随筆集 (第4巻) 寺田寅彦随筆集 (第4巻)

寺田寅彦随筆集 (第5巻) 寺田寅彦随筆集 (第5巻)

web strategy

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昨日知ったけど、この本どうなのかな。買ってみるか。

web strategy

web strategy

と言ってamazonのアフィリエイトを試す。

WEB関連の書籍

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たまには仕事関係の話。

web Creatorsに記事を執筆していて、つくづく実感したことがあります。
経験としてノウハウを持っていたり、独自の考え方を持っている人はたくさんいると思うんだけど、それを言葉として表現するのは本当に難しい。
まず自分の中でほぼ完全にまとめきれていないとちぐはぐになるし、何を伝えたいのかがブレてしまう。
そして何より、その事柄を一番的確に表す言葉を知っているか、という問題に直面するわけです。

単にボキャブラリーがあるとかではなく、専門用語を知っているとかでもない。
必要以上に横文字を使ったり、簡単なことなのにわざと難しく言ったりするのはテクニックかもしれないけど、それとも違う。(ちなみにおれはあまり好きじゃない)
相手(ユーザー)に一番分かりやすく、的確に伝えるための表現を学ばないとなァ、と思うのです。

さて、そんな状況を打破するべく(ちょっと違うけど)、こんな本を読んでます。

ウェブ戦略としての「ユーザーエクスペリエンス」
ウェブ戦略としての「ユーザーエクスペリエンス」 先日ソシオメディア主催で開催された「DESIGN IT! PreConference 2005」でも講演を行った、Jesse James Garrett著。 「ユーザエクスペリエンスを構成する5つのレイヤー」と題された俯瞰図は、まだこういう概念を形として理解していない人にはぜひ見てもらいたいです。 ちなみにJ.J.、うちの会社の社長と友達。
進歩し続けるWebデザイナーの考え方―Web designer 2.0
進歩し続けるWebデザイナーの考え方―Web designer 2.0 次回のweb creators(4/1発売)にも書いたのですが、今WEB業界は変わらないといけない状態にあり、業界全体の向上のために教育機関としての制作現場を確立する必要があります。そのためにデザイナーはテクニックだけではなく、デザインに対する考えも教えなくてはならないし、供給元となる専門学校などの講師は、アプリの使い方よりもこういうことを教えなきゃいけない。

デザイナーはただ画面デザインをするのではなく、WEBを通してクライアントの業務もデザインしていくべきだと思います。デザインの力を強くするためにも、ぜひデザイナーに読んでもらいたい一冊です。


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